氣前きまへ)” の例文
新字:気前
りき何處どことなくなつかしくおもふかして三日えねばふみをやるほどの樣子やうすを、朋輩ほうばい女子おんなども岡燒おかやきながらからかひては、りきちやんおたのしみであらうね、男振おとこぶりはよし氣前きまへはよし
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
と、先方さきをとこだから可恐おそろし氣前きまへい。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)