“殿上童”の読み方と例文
読み方割合
てんじょうわらわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太政大臣家で育てられていた源氏の子はだれよりも美しい子供で、御所へも東宮へも殿上童てんじょうわらわとして出入りしているのである。源氏のあおい夫人の死んだことを、父母はまたこの栄えゆく春に悲しんだ。
源氏物語:14 澪標 (新字新仮名) / 紫式部(著)