“殖産”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょくさん50.0%
しよくさん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隠れたというよりか出なおしたのである。そして「殖産しょくさん」という流行語にかぶれてついに破産してしまった。
非凡なる凡人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
眞田家さなだけ領地りやうち信州しんしう川中島かはなかじまは、列國れつこくまれなる損場そんばにて、年々とし/″\損毛そんまう大方おほかたならざるに、歴世れきせいこの家柄いへがらとて、殖産しよくさんみち發達はつたつせず、貯藏ちよざう如何いかんかへりみざりしかば、當時たうじ不如意ふによいはむかたかりし。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)