“材木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ざいもく89.3%
きしな7.1%
もくざい3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかなほこれは眞直まつすぐ眞四角ましかくきつたもので、およそかゝかく材木ざいもくようといふには、そまが八にん五日いつかあまりもかゝらねばならぬとく。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
一ツは面倒な材木きしな委細くわしい当りを調べたのやら、人足軽子かるこそのほかさまざまの入目を幾晩かかかってようやく調べあげた積り書
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
はしらまる材木もくざいをそのまゝ、あるひはかはをむいてもちひ、はしらしたにはいしずゑもない、掘立ほつた小屋ごやといふふうなものであつたので、今日こんにちそのあとはなにものこつてをりません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)