“朴歯”のいろいろな読み方と例文
旧字:朴齒
読み方割合
ほおば78.1%
ほうば18.8%
ほほば3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小倉の袴の股立(ももだち)を取って、朴歯(ほおば)の下駄をはいて、本郷までゆく途中、どうしてもかの三崎町の原を通り抜けなければならない事になる。
三崎町の原 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
盤台面(ばんだいづら)の汚い歯の大きな男で、朴歯(ほうば)の下駄を穿(は)き、脊割羽織(せわりばおり)を着て、襞襀(ひだ)の崩れた馬乗袴(うまのりばかま)をはき、無反(むぞり)の大刀を差して遣って参り
持(も)つて来た風呂敷包を背負(せお)つて、古びた蝙蝠傘(かうもりがさ)を持つて、すり減した朴歯(ほほば)の下駄を穿(は)いて、しよぼたれた風(ふう)をして、隣の老人は暇(いとま)を告て行つた。
朝 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)