“木鉢”の読み方と例文
読み方割合
きばち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
突然バタバタとすずめが二羽、すぐそばへとびおりで来た。そして石の上に置かれた、良寛さんの木鉢きばちのふちに、ひよいひよいととびうつつた。
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
「お木鉢きばちをこしらえてるの」と、男の子が返事をしました、「ぼうやが大きくなったら、このお木鉢でおとうちゃんとおかあちゃんに食べさせたげる」
囲炉裏ゐろりは五尺あまり、ふかさははひまで二尺もあるべし、たきゞおほき所にて大火おほびくゆゑ也。家にかちたるものは木鉢きばちの大なるが三ツ四ツあり、所にて作るゆゑ也。