“月極”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つきぎめ66.7%
つきぎ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
普通の宿泊料ではやりきれないので、男のやうな口のきゝ方をする大柄おほがらのかみさんに談判して、月極つきぎめにして割引いて貰ふ事にした。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
昨日私は人力車夫を月極つきぎめで雇ったが、非常に便利である。彼は午前七時半にやって来て、一日中勤める。
一日二十二銭のわけなのだが、月極つきぎめにすると二十銭に負けて呉れるのだった。素人しろうとの家の間を借りて居たが、間代が二円だった。
天の配剤 (新字新仮名) / 菊池寛(著)