“書記”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かきしる33.3%
しょき33.3%
かきやく16.7%
しよき11.1%
アルヒーフ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以上で巻十二の選は終ったが、従属的にして味ってもいいものが若干首あるからついで書記かきしるしておこう。たいして優れた歌ではない。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
イワン、デミトリチ、グロモフは三十三さいで、かれはこのしつでの身分みぶんのいいもの、元来もと裁判所さいばんしょ警吏けいり、また県庁けんちょう書記しょきをもつとめたので。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
小万こまんは涙ながら写真と遺書かきおきとを持つたまゝ、同じ二階の吉里よしざとへやへ走ツて行ツて見ると、素より吉里のらう筈がなく、お熊を始め書記かきやくの男とほかに二人ばかり騒いでゐた。
里の今昔 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
イワン、デミトリチ、グロモフは三十三さいで、かれ此室このしつでの身分みぶんいもの、元來もと裁判所さいばんしよ警吏けいりまた縣廳けんちやう書記しよきをもつとめたので。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
書記アルヒーフ』だったか『古事スタリナー』だったか、よく調べてみなければ、どちらで読んだか忘れてしまったよ。