“曠世”の読み方と例文
読み方割合
こうせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けだし改革先達の諸氏もとより曠世こうせいの人物なりといえども、その活眼卓識に至りては、多く横井小楠しょうなん翁の右に出ずるものを見ず。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
では忌憚きたんなく申しあげる。——四海大いに乱るるの時、家祖、東呉を興したまい、いまや孫家の隆昌は、曠世こうせいの偉観といっても過言ではありません。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かかる曠世こうせい尤物ゆうぶつを無窮に残し拝ますはアの筆のほかにその術なしとあって、その装束を脱いだ体を画かしめた。