“昼乳”の読み方と例文
読み方割合
ひるちち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昼乳ひるちちをしぼる刻限こくげんになった。女が若衆わかしゅうをおこす。細君は花前はなまえにひととおりのさしずをしてくださいというてきた。ほかのふたりのわかいものは運動場の乳牛にゅうぎゅうを入れにかかる。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
「そうだとも、それでおまえの精神せいしんはわかった、それで、おれがおまえの保証人になるから、おまえ安心してやってくれ、まだ昼乳ひるちちまでにはすこしやすむまがあるから休んでくれ」
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)