“早繩”の読み方と例文
新字:早縄
読み方割合
はやなは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さう言ひ乍らも必死と反抗するのを、引つ倒してパツと叩き伏せ、繰り出す早繩はやなはが、蛇のやうに若い男の兩手を後ろに縛り上げます。
かけ盜人ぬすみ物と云し故夫なる豐島屋大に驚きさわぎ早速吟味行屆て其金を出したりも無ては押包おしつゝみ容易に出すまじと思ひしゆゑかくはからひしなり偖々さて/\汝等窮屈きうくつに有しならん早繩はやなは解免ときゆるし此金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)