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施
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せ
ふりがな文庫
“
施
(
せ
)” の例文
そこで罪人を呼んでその志をきいた。その答え、「官を辞して、命を捨て、
施
(
せ
)
を
行
(
ぎょう
)
じて、衆生に縁を結び、
生
(
しょう
)
を
仏家
(
ぶっけ
)
に受けて、一向に仏道を行ぜんと思う」
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
それ
食
(
じき
)
は、
色
(
いろ
)
を
増
(
ま
)
し、
力
(
ちから
)
をつけ、
命
(
いのち
)
を
延
(
の
)
ぶ。
衣
(
ころも
)
は、
寒
(
さむ
)
さをふせぎ、
暑
(
あつさ
)
を
支
(
さ
)
え、
恥
(
はぢ
)
をかくす。人にものを
施
(
せ
)
する人は、人の
色
(
いろ
)
をまし、
力
(
ちから
)
をそへ、
命
(
いのち
)
を
續
(
つ
)
ぐなり。
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
轎
(
かご
)
は山僧大列の中を通って、方丈の前で降り、まず、
喫茶
(
きっさ
)
一
碗
(
わん
)
の
施
(
せ
)
を拝し裏の
井泉
(
せいせん
)
で
垢穢
(
くえ
)
を洗う。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“施”の解説
施(し)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
施
常用漢字
中学
部首:⽅
9画
“施”を含む語句
施行
施物
施術
法施
大施餓鬼
施主
施与
施薬院
施米
施療
施為
御布施
小布施
布施物
施策
施療院
施療所
信施
布施
西施
...