“散目鋸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばらめのこ33.3%
ちらしめのこ33.3%
ちりめのこ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宵のうちに、音のしねえように細工をするのは、道具の良いのを持っているに違いない。頑丈なのみ、細い散目鋸ばらめのこ、廻しきり、——そんなものを持って歩く奴があったら容赦をするな
銭形平次捕物控:124 唖娘 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
宵のうちに、音のしねえやうに細工をするのは、道具の良いのを持つてゐるに違ひない。頑丈なのみ、細い散目鋸ちらしめのこ、廻しきり、——そんなものを持つて歩く奴があつたら容捨をするな
銭形平次捕物控:124 唖娘 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「外に男つ氣がないぢやありませんか。それに瀧三郎の腰に差してゐた尺八は、あんまり太すぎると思つたら、こいつは仕掛けもので、中に散目鋸ちりめのこのみと廻しきりが入つて居ましたよ」
銭形平次捕物控:124 唖娘 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)