“搖動”のいろいろな読み方と例文
新字:揺動
読み方割合
ゆさぶり25.0%
ゆすぶ25.0%
ゆりうごか25.0%
ゆれうご25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
覺めたる波の搖動ゆさぶりや、うねりもあてにおほどかに
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
と、思返おもひかへしたものゝ、猶且やはり失望しつばうかれこゝろ愈〻いよ/\つのつて、かれおもはずりやう格子かうしとらへ、力儘ちからまかせに搖動ゆすぶつたが、堅固けんご格子かうしはミチリとのおとぬ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
獸包まれて身を搖動ゆりうごかし、包む物またこれとともに動くがゆゑに、願ひを現はさゞるををえざることあり 九七—九九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
椰子の葉は勝利のしるし、中空高く、梢の敷桁となつて、光明の中に搖動ゆれうごきつつ廣がり、しかも其自由の重みに項垂うなだれる。
椰子の樹 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)