“掾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょう50.0%
じよう37.5%
えん12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何とも俺のようなむつかしい男にも妻に来る女があるだろうかと問うと、そこはれ鍋にとじぶた、ありそうなものと、三語のじょうにも比すべき短答。
しかも、これらの貴族豪族は、多くは前国司の位置にあつたかみとか、すけとかじようなどで、その任国に土着したもので、人望も厚く、各地に強力なる武士団を形成したのである。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
縁に余白がなくなっているので、手に把って暫く眺めていると、どうもえん側が狭すぎて、やや窮窟な感じを与えるのがきずである。
愛書癖 (新字新仮名) / 辰野隆(著)