“掛絡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けらく57.1%
から28.6%
けら14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見ると、鼠木綿ねずもめんの宗服を着たのが、虚無憎とみえますが、蠅をうけた以上、無論、掛絡けらく天蓋てんがいぎとられているので顔はさらしている。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ずっと後の、江戸時代のそれのように、その頃の薦僧には一定した宗服しゅうふくもなかったし、掛絡から袈裟けさなども、あんな美々びびしいよそおいはしていなかった。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かさ脚絆きやはん、手甲、つゑ掛絡けら
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)