招魂社せうこんしや)” の例文
いま一つ招魂社せうこんしやうしろ木立こだちのなかにも、なまめかしい此物語このものがたりあとつけられてあるが、其後そのゝち関係くわんけいは一さいわからぬ。いまこひなかはつゞいてゐるかいなか、それ判然はんぜんせぬ。
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
招魂社せうこんしやの境内へ子供等をれてつたりするのも気が伸々のび/\する様であつた。
執達吏 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)