“成事”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なること80.0%
せいじ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
も見ずににげさりけり斯ることの早兩三度に及びし故流石さすがの久八もいきどほり我が忠義のあだ成事なること如何いかにも/\口惜くちをしや今一度あうて異見せん者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
発句ほく案ずる事諸門弟題号の中より案じいだす是なきものなり、余所よそより尋来たずねきたればさてさて沢山成事なることなりといえり、予が云、我『あら野』『猿蓑さるみの』にてこの事を見出したり
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
成事せいじかず、遂事すいじいさめず、既往きおうとがめずというおしえもあるから、わしはいずれにしても異存はないと申上げて置いた。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)