“戀人”のいろいろな読み方と例文
新字:恋人
読み方割合
こひびと66.7%
こひゞと16.7%
おてき8.3%
こびと8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慘酷(むご)い/\汝(おのれ)めには滅(ほろぼ)されたのぢゃ! おゝ、戀人(こひゞと)よ! 我(わが)命(いのち)よ! いや/\、命(いのち)とは言(い)はれぬ、死(し)んでしまうてゐやる我(わが)戀人(こひびと)!
ヂュリ ほんに氣(き)の毒(どく)ぢゃ、氣分(きぶん)が惡(わる)うてはなァ。したが、乳母(うば)、乳母(うば)や、乳母(うば)いなう、何卒(どうぞ)言(い)うてたも、戀人(こひゞと)が何(なん)と被言(おッしゃ)った?
マーキュ はて、戀(こひ)が盲(めくら)なら的(まと)を射中(いあ)てることは出來(でき)まい。今頃(いまごろ)はロミオめ、枇杷(びわ)の木蔭(こかげ)に蹲踞(しゃが)んで、あゝ、予(わし)の戀人(おてき)が、あの娘共(むすめども)が内密(ないしょ)で笑(わら)ふ此(この)枇杷(びは)のやうならば、何(なん)のかのと念(ねん)じて居(ゐ)よう。
野増村から戀人(こびと)の手紙
大島行 (旧字旧仮名) / 林芙美子(著)