“惨殺”の読み方と例文
読み方割合
ざんさつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だんだんと嫌疑が鈴江の方に向いて来るような途(みち)をとらせ、思う存分(ぞんぶん)、鈴江を脅迫し恐怖させた上で、最後に惨殺(ざんさつ)してやろうと思ったのである。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
信頼(のぶより)の怨霊が成親殿(なりちかどの)にのりうつったのだ。あの平治(へいじ)の乱に清盛(きよもり)に惨殺(ざんさつ)された信頼の怨霊が。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
惨殺(ざんさつ)、麻酔、魔薬、妖女(ようじょ)、宗教———種々雑多の傀儡(かいらい)が、香の煙に溶け込んで、朦朧(もうろう)と立ち罩(こ)める中に、二畳ばかりの緋毛氈(ひもうせん)を敷き、どんよりとした蛮人のような瞳(ひとみ)を据(す)えて、寝ころんだ儘(まま)
秘密 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)