惡譯あくやく)” の例文
これはキネマトグラフのやくであらうが、なんといふ惡譯あくやくであらう。支那しなはさすがに文字もじくにで、これを影戯とやくしてゐるが、じつ輕妙けいめうである。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
文章ぶんしやう章句しやうくにおいても往々わう/\生硬せいかう惡譯あくやくがあつて、はなはだしきはなんことやらからぬのがある。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)