“怪(ば)” の例文
(内へ怪(ば)けものが出た、来てくれせえ。)と顔色(がんしょく)、手ぶりで喘(あえ)いで言うので。……こんな時鉄砲は強うございますよ、ガチリ、実弾(たま)をこめました。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ぢいさん/\大変なものが舞ひ込んだ。お怪(ば)けが来た。早く此処へ来て戸を閉めて下さい。私は恐(こは)くて、もう足も腰もかなはない。」とお婆さんは呶鳴(どな)りました。
竜宮の犬 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)