“徹頭徹尾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てっとうてつび94.4%
てつとうてつび5.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翁には主人が徹頭徹尾てっとうてつび鑑識かんしきうといのを隠したさに、胡乱うろんの言を並べるとしか、受け取れなかったからなのです。
秋山図 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
それでただ今校長及び教頭のお述べになったお説は、実に肯綮こうけいあたった剴切がいせつなお考えで私は徹頭徹尾てっとうてつび賛成致します。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
然し彼は徹頭徹尾てっとうてつび単純にしていつわることを得為えせぬ男で、且如何なる場合にも見且感ずるを得る自然の芸術家であったことを忘れてはならぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
注目されていた飯島は、徹頭徹尾てっとうてつび演説口調で、村を語り、郡を語り、県を語ったが、話の内容は、とかく政治勢力の問題にふれ、地についたところがほとんどなかった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
「ばかを申せ! 拙者が貴公を訴人したなどとは、徹頭徹尾てっとうてつび貴様の誤解だ! 邪推じゃすいじゃ!」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
神樣かみさまだとて徹頭徹尾てつとうてつびわることひとなげきをせるといふことあそばすまい、何故なぜならば
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)