トップ
>
微苦笑
ふりがな文庫
“微苦笑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
びくしょう
57.1%
びくせう
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びくしょう
(逆引き)
が、ふと彼の足もとに僕等の
転
(
ころ
)
がっているのを見ると、
鮮
(
あざや
)
かに歯を見せて一笑した。Mは彼の通り過ぎた
後
(
のち
)
、ちょっと僕に
微苦笑
(
びくしょう
)
を送り
海のほとり
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
と、
微苦笑
(
びくしょう
)
をもらしながら、しばらく、腕をこまぬいて黙想に耽っていたが、やがてジジジジジと机の
自鳴鐘
(
とけい
)
が鳴り出すと共に
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
微苦笑(びくしょう)の例文をもっと
(4作品)
見る
びくせう
(逆引き)
と、
僕
(
ぼく
)
早速
(
さつそく
)
呶鳴
(
どな
)
りはしたものの、口
邊
(
へん
)
には
微苦笑
(
びくせう
)
を
抑
(
おさ
)
へきれぬ
始末
(
しまつ
)
。
實
(
じつ
)
は二人の
對局振
(
たいきよくふり
)
を如何にも
評
(
へう
)
し得てゐるのだ。
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
僕はなほ更
仏頂
(
ぶつちやう
)
づらをしてゐた。が、僕等はしばらくすると、同時ににやにや笑ひ出した。久米はいはゆる
微苦笑
(
びくせう
)
をうかべ、僕は手がるに苦笑したのである。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
微苦笑(びくせう)の例文をもっと
(3作品)
見る
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
笑
常用漢字
小4
部首:⽵
10画
“微”で始まる語句
微笑
微
微塵
微風
微行
微妙
微暗
微酔
微醺
微温
検索の候補
微笑
苦笑
打微笑
拈華微笑
一微笑
微笑光
微笑合
微笑顔
死微笑
片微笑
“微苦笑”のふりがなが多い著者
田中英光
南部修太郎
吉川英治
海野十三
芥川竜之介