“御燈明”のいろいろな読み方と例文
新字:御灯明
読み方割合
おとうみょう45.5%
みあかし36.4%
おとうめう18.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奥の壁つきには六字名号みょうごうふくをかけ、御燈明おとうみょうの光ちら/\、真鍮しんちゅう金具かなぐがほのかに光って居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
丁子などというと、われわれの連想はとかく神棚かみだな御燈明おとうみょうに行きがちであるが、こういう油火が一般の燈火であったことに留意しなければならぬ。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
御燈明おとうみょうの光に斜め下から照らされた香薬師像は実際何とも言えぬほど結構なものである。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
わが父は信心の翁、み目ざめはあかつき闇、口嗽ぎただちをろがみ、珠數かぞへ南無妙法蓮華經、かがなべて朝に五千、ひる過ぎて夕かけて三千、湯を浴み、御燈明みあかしけ、殘りの二千
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
宮柱太しく立てる神殿いと広くきよらなるに、此方こなたより彼方かなた二行ふたつらともしつらねたる御燈明みあかしの奥深く見えたる、祝詞の声のほがらかに澄みて聞えたる、胆にこたえ身にみて有りがたく覚えぬ。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
わが父は信心の翁、み目ざめはあかつき闇、口嗽ぎただちをろがみ、珠数かぞへ南無妙法蓮華経、かがなべて朝に五千、ひる過ぎて夕かけて三千、湯を浴み、御燈明みあかしけ、残りの二千
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
精霊しようれうさまのおたなかざりもこしらへくれねば御燈明おとうめう一つで御先祖様へおびをまをしてゐるもが仕業だとお思ひなさる
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
精靈しようれうさまのおたなかざりもこしらへくれねば御燈明おとうめう一つで御先祖樣ごせんぞさまへおびをまをしるも仕業しわざだとおおもひなさる
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)