“燈明寺畷”の読み方と例文
読み方割合
とうみょうじなわて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
焦心あせればあせるほど頽勢たいせいに傾いていたところ、七月二日、藤島の燈明寺畷とうみょうじなわてとよぶところの泥田の道で、義貞は流れ矢にあたり、年三十八で、あえなくもついに戦死したとの情報なのであった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)