“御燈”のいろいろな読み方と例文
新字:御灯
読み方割合
みあかし50.0%
ミアカシ25.0%
あかし12.5%
みともし12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この夜は別して身をきよめ、御燈みあかしの数をささげて、災難即滅、怨敵退散おんてきたいさんの祈願をめたりしが、翌日あくるひ点燈頃ひともしごろともなれば、又来にけり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
オロシに吹きサラされて、荒草深い山裾の斜面に、萬法藏院マンホフザウヰンの細々とした御燈ミアカシの、煽られて居たのに見馴れた人たちは、この幸福な轉變テンペンに、目を睜つて居るだらう。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
御燈あかしささぐる夜な夜な
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
えうこそしか、御燈みともしはねむたげに
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)