“御招”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おまねき50.0%
おんまね33.3%
および16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唯今ただいま絆創膏ばんそうこうを差上げます。何しろ皆書生でございますから随分乱暴でございませう。故々わざわざ御招おまねき申しましてはなはだ恐入りました。もう彼地あつちへは御出陣にならんがよろしうございます。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
昔は拝顔さえかなわざりし宮様方の、勿体もったいなくも御観劇ありし際こと優旨ゆうしを以て御膝下おんひざもと近くまで御招おんまねきに預かり、御言葉おんことばたまわるさえ勿体なきに、なお親しく握手せさせ給えりと
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
此の廿五日にも参上あがつたのですよ、御近所の貧乏人の子女こども御招およびなすつて、クリスマスの御祝をなさいましてネ、——其れに余りお広くもない御家おうちに築地の女殺で八釜やかましかつた男のおやだの
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)