“御折檻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごせっかん53.8%
ごせつかん30.8%
おせつかん7.7%
ゴセツカン7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と衆人稠座ちゅうざのなかで御折檻ごせっかんのあったことや、安土の城内でもしばしば同様なはずかしめを加えられて来た例や、或いは、日頃といえ
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「それに良秀と申しますと、父が御折檻ごせつかんを受けますやうで、どうも唯見ては居られませぬ。」
地獄変 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
旦暮あけくれ御折檻おせつかん遊ばし日夜おんなみだかわく間もなく誠に/\御愍然いぢらしく存じ上參らせ候それに付御先代せんだいよりの御用人しうと御相談さうだん申上去る十二月廿二日の夜御二方樣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
羽柴筑前事、御届ケニモ及バズ、勝手ニ帰陣ツカマツリ候段、言語道断ゴンゴダウダン曲事キヨクジ屹度キツト御折檻ゴセツカン被下可クダサルベヤウ——
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)