御折檻ごせつかん)” の例文
「それに良秀と申しますと、父が御折檻ごせつかんを受けますやうで、どうも唯見ては居られませぬ。」
地獄変 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「御重態の床から起き上がり、奧樣を御呼付け、弓の折れを持つての御折檻ごせつかんぢや」
はづかしさに、涙にむせび、声を震はせ、「こは殿にはものに狂はせたまふか、何故なにゆゑありての御折檻ごせつかんぞ」と繰返してはきこゆれども、此方こなた憤恚いかりに逆上して、お村のことばも耳にも入らず、無二無三に哮立たけりた
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
以ての外のことなりとさんざん御折檻ごせつかんかうむり候。
糸女覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)