“ごせっかん”の漢字の書き方と例文
語句割合
御折檻100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乳房を——いいえ、女である事を看破みやぶられましたが運のつき、——その場にいとしい念日様をくくしあげて、女犯にょぼんの罪を犯した法敵じゃ、大罪人じゃと、むごい御折檻ごせっかんをなさいますばかりか
そりゃこそたいへん、兵士ネイブ御折檻ごせっかんなすった。
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)
「もとより二心ふたごころはない。たとえ御追放はうけても、殿の御折檻ごせっかん、この犬千代を真実、人間にして下さろうおぼめしと思えばむしろありがとうて」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)