“張易”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうえき33.3%
はりかえ33.3%
はりかへ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
張易ちょうえきという人が洛陽にいた時に、りゅうなにがしと懇意になりました。劉は仕官もせずに暮らしている男でしたが、すこぶる奇術を善くするのでした。
座敷の張易はりかえが済んだときにはもう三時過になった。そうこうしているうちには、宗助も帰って来るし、晩の支度したくも始めなくってはならないので、二人はこれを一段落として、糊や髪剃かみそりを片づけた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
座敷ざしき張易はりかへんだときにはもう三時過じすぎになつた。さううしてゐるうちには、宗助そうすけかへつてるし、ばん支度したくはじめなくつてはならないので、二人ふたりはこれを一段落いちだんらくとして、のり髮剃かみそりかたづけた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)