“張交”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はりまぜ87.5%
はりま12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小倉是阿弥の茶室の張交(はりまぜ)になっていた紀行が果してこの遊を叙したものであったなら、一行には女も二三人加わっていたはずである。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
張交(はりまぜ)の襖(ふすま)には南湖(なんこ)の画(え)だの鵬斎(ぼうさい)の書だの、すべて亡くなった人の趣味を偲(しの)ばせる記念(かたみ)と見るべきものさえ故(もと)の通り貼(は)り付けてあった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
がらくた壇上に張交(はりま)ぜの二枚屏風(にまいびょうぶ)、ずんどの銅(あか)の花瓶に、からびたコスモスを投込んで、新式な家庭を見せると、隣の同じ道具屋の亭主は、炬燵櫓(こたつやぐら)に、ちょんと乗って、胡坐(あぐら)を小さく、風除(かぜよ)けに
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)