引切ひっきり)” の例文
引切ひっきりなしにからの煙草をぐ真似し時々は「うしても見出せねば、そうだ何うしても見出して呉れる」と打呟く声を洩す
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
引切ひっきりの無い人通りも、およそ途中で立停たちどまって、芸者の形を見物するのは、鰻屋うなぎやの前に脂気においぐ、奥州のお婆さんと同じ恥辱だ、という心得から、誰も知らぬ顔で行違う。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
足中草履あしなかぞうり引切ひっきり
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)