“平沙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へいさ68.8%
ひらさ25.0%
へいしや6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、蕭々しょうしょうたる平沙へいさよし彼方かなたにあたって、一すい犀笛さいぶえが聞えたと思うと、たちまち、早鉦はやがねや太鼓がけたたましく鳴りひびいた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また例の平沙ひらさの浦のいたずらな波がするすさびのように、女軽業おんなかるわざの親方の身体からだをでも、そっと持って来て、その辺の砂場へ捨てたのか、そうでなければ
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
平沙へいしやの上をすべけり。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)