常時じょうじ)” の例文
本人はそない仰山ぎょうさんに自分の秘密知られてる思わんと、そいから後も次から次い処女もてあそんでて、知らん人は今でも常時じょうじ引っかけられてますのんで
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「そらどや知らんけど、あてがあの人ったらかして姉ちゃんと逃げるのんやないかいうで、常時じょうじ心配しててんし。」
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
日本画の方の受持ち筒井春江つついしゅんこう先生やのんで、常時じょうじお越しになる訳やのうて、ときどきやって来られて、何処どこが悪いやとか此処ここをこないせえやとかいわれますのんで
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)