“帆艇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ヨット66.7%
はんてい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
フランボーがウェストミンスターにある彼の探偵事務所の仕事を一月休んだ時に、彼は撓舟かいぶねのように小さい、一艘の小型の帆艇ヨットに乗って旅に出た。
もっと一方いっぽうは、そんなふうに——よし、村のものの目からは青鬼あおおに赤鬼あかおにでも——ちょうの飛ぶのも帆艇ヨットかと見ゆるばかり、海水浴にひらけているが、右の方は昔ながらの山のなり真黒まっくろ
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
川の中には白い帆艇はんていをいっぱいに張って、埠頭ふとうを目がけて走って来ましたが、かじにはだれもおりませんでした。