“市会”の読み方と例文
読み方割合
しくわい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
越後より江戸へかへる時高田の城下をとほりしが、こゝは北越第一の市会しくわいなり。商工しやうこうのきをならべ百物そなはらざることなし。両側一里余ひさし下つゞきたるその中をゆくこと、甚意快いくわいなりき。
越後より江戸へかへる時高田の城下をとほりしが、こゝは北越第一の市会しくわいなり。商工しやうこうのきをならべ百物そなはらざることなし。両側一里余ひさし下つゞきたるその中をゆくこと、甚意快いくわいなりき。
迫々弘り此小千谷をぢやにもあれば此国に市会しくわいをなす所にはかならずあるべく又諸国にもあるべしといひければ、蓉岳ようがくわらつて小倉羹をぐらかんもあり八重なりかんもあり、あすはまゐらすべしといへり。