己酉つちのととり)” の例文
己酉つちのととり(二十八日)……さらに日本やまと乱伍らんご中軍ちゅうぐんの卒を率いて進みて大唐の軍をつ。大唐、便すなわち左右より船をはさみてめぐり戦う。須臾とき官軍みいくさ敗績やぶれぬ。水におもむきて溺死しぬる者おおし。
金将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
嬰児あかごお鈴は今年生れたのだからもちろん酉だ。お久美の十三も嘉永二年の出生で己酉つちのととり。磯屋のおりんとお滝は二十五年の同年で天保八年の生れだが、天保八年は——これもまたひのとの酉!