たか)” の例文
高言壮語を以て一世を籠絡ろうらくするを、男児の事業と心得るものは多し、静思黙考して人間の霊職をたかうせんと企つる者は、いづくにある。
一種の攘夷思想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
神曲に見えたるベアトリチエとの戀は、はやく九歳の頃より始りぬ。千二百九十年戀人みまかりぬ。是れダンテが女性の美の極致にして、ダンテはこれに依りて、心を淨めおもひたかうせしなり。
彼はもだすべき時を知っていたように、また口をきくべき時をも知っていた。嘆賞すべき慰藉いしゃ者よ! 彼は忘却によって悲しみを消させることなく、希望によってそれを大きくなしたかめさせんとした。
ほがらけきたかきたふとき大御業おほみわざつがせたまひき短かかりにき
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
二重にたかし、君は又神明すべてを皆率ゆ。 60
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
興スト/乃チ祖ノ隠徳此ニ到リテあらハル/吾ハ左君ハ右駏蛩ノ如シ/子美ノ詩法ハ審言ニ存シ/定国ノ事業ハ于公ニはじまル/君更ニ少年須ク努力スベシ/文章ハ小技ニシテ何ゾおさムルニ足ラン/儒術遠クうかがフ洛閩ノ域ヲ/台閣必ズ期ス徳望ノたかキヲ 嘉永壬子重陽ノ前三日異姓ノ従兄枕山大沼厚晩香書院ニ題ス〕
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ほがらけきたかきたふとき大御業おほみわざつがせたまひき短かかりにき
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
げにたかし、はややは大御軍おほみいくさ
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
あめなるやたかきみあれを。
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
あめなるやたかきみあれを。
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)