尾毛しつぽ)” の例文
で、つたまま大揺おほゆりに身躰からだごとあみれば、矢張やつぱりれて、衣服きものだかひれだか、尾毛しつぽだか、あみなかをんな姿すがたがふら/\うごくだ。はて、へんだとはなすと、ざぶりとしづむだ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)