“尼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あま93.8%
に4.6%
あまっ1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
可愛相(かあいさう)にねえ貴方(あなた)。其(その)書面(しよめん)によると亞尼(アンニー)は、弦月丸(げんげつまる)の沈沒(ちんぼつ)を聞(き)いて、私共(わたくしども)に濟(す)まぬと尼(あま)になつたのですよ。其(その)事柄(ことがら)は一塲(いちじやう)の悲劇(トラジデー)です。
すると——音もなく——いつのまにかそこへ来て、ふたりの話を興ありげに聞いていた母の妙秀尼(に)が
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
よくよく生命冥加(いのちみょうが)な尼(あまっ)ちょだと、自暴酒(やけざけ)をあおって、ひょろひょろしながら帰って来たのは、いつぞや新橋から手切を貰って突出(つきだ)された晩、お君に出会った石原の河岸通。
あぢさゐ (新字新仮名) / 永井荷風(著)