“對手”のいろいろな読み方と例文
新字:対手
読み方割合
あひて90.5%
あいて4.8%
むかふ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女同士をんなどうしはわあとたゞわらごゑはつして各自てんで對手あひていたりたゝいたりしてみだれつゝさわいだ。突然とつぜん一人ひとりがおつぎのかみへひよつとけた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
一人の知らるべき事は百人に、百人に知らるべき事は萬人の目の前に顯はして、不出來も失敗しつぱいも功名も手柄も、對手あいて多數おほくに取りて晴れの塲所にて爲すぞよき、衆人ひとの讀むべき書物ほんをよみ
花ごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ういはずと行つてやつて呉れたまへな、對手むかふではう一生懸命になつてるんだから。』
媒介者 (旧字旧仮名) / 徳田秋声(著)