“家(げ)” の例文
出雲大社教の管長千家(げ)尊愛氏は、この十日頃、随員と一緒に舞鶴(まひづる)へ乗込み、十一日には加佐(かさ)郡和江(わえ)村の和江神社で清祓式(きよはらひしき)を挙げた。
あんたはまあその頃のおれ家(げ)を知るまいが、嘘だと思ふならお園さに聞いて見なんしよ、こつちのお父さお母さはよく知つてた筈だから
酔ひたる商人 (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
こんねえだ俺ら、新やん家(げ)で聞いたけんど、工場さ行ぐと、毎日(めえんち)毎日(めえんち)牛(ぎゅう)ばっか食わして、衣裳までくれんだって……
禰宜様宮田 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
己(お)ら家(げ)の餓鬼奴等も亦何っちゅうだっぺ、折角、ねんごろにきいてくれるにさあ石なげるたあ。此間(こねえ)だも——
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
駒屋の親父(とっ)さまあ家(げ)の畑(はた)土は、一度も手がつかねえほどなんだし
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ああ、甚助さん家(げ)のおっかあか、お上(あが)んなね。
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
「ヘッ! 俺(お)ら家(げ)のとっさんか……」
禰宜様宮田 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)