“家(え)” の例文
『ア、家(え)に居(え)だのでヤなかつたけな。』と言つて、ムクリと身起した。それでもまだ得心がいかぬといつた樣に周圍(あたり)を見𢌞してゐたが
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
お家(え)さん(奥さん)から、『松吉や、なでさん呼んどいで、それからついでにかきをこなから買うといで……』といわれて
「爺(ぢ)んごぁ、今朝も戻て来なぃがべが。家(え)でぁこったに忙(いしょ)がしでば。」
十月の末 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
「ようおこる家(え)やな」
澪標 (新字新仮名) / 外村繁(著)
『ア、家(え)に居(え)だのでヤなかつたけな。』と言つて、ムクリと身を起した。それでもまだ得心がいかぬといつた様に周囲(あたり)を見廻してゐたが
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
「爺(じ)※ごぁ、今朝も戻(もど)て来なぃがべが。家(え)でぁこったに忙(いしょ)がしでば。」
十月の末 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
お八重は又自分を迎ひに來て呉れた時の新太郎の事を語つて、『那麽(あんな)親切な人ア家(え)の方にや無(ね)えす。』と讃めた。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
お八重は又、自分を迎ひに来て呉れた時の新太郎の事を語つて『那麽(あんな)親切な人ア家(え)の方にや無(ね)えす。』と讃めた。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
『家(え)の方のす。ああ、可怖(おつかな)がつた。』とお定の膝に投げる様に身を恁せて、片手を肩にかけた。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
『家(え)の方でヤ玉菜だの何ア大きくなつたべなす。』
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)