家搜やさが)” の例文
新字:家捜
家搜索やさがし致さんが此儀は御承知なりやと云ひければ和尚をしやう微笑ほゝゑみ夫は御勝手次第に家搜やさがしでも何でも致されよと一かう平氣へいきなり掃部然らばとて本堂を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「證據から先に見せてやらう。先刻の家搜やさがしで、見付かつては大變と思つたのだらう、曲者は、俺が書いた僞寸法で拵へた鍵を自分の身體に持つて居る筈だ」
「まア、親分、それだけは勘辨して下さい。私は物の始末の良い方ぢやないから、見られちや極り惡いものばかりですよ。家搜やさがしされると知つたら、少しは片付けて置くのでした——」
見せにつかはされしに役人は家主いへぬし徳兵衞を案内に庄兵衞が家を調べんといたり見しに此節女房は傷寒しやうかんにて打臥とこに着しまゝ立居も出來できぬ體なり斯る所へ家主の案内にて役人やくにん入り來り家搜やさがしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そんな話のうちに、家搜やさがしは大方濟みました。一服やつて居ると
「何んのための家搜やさがしで?」
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)