“家搜”のいろいろな読み方と例文
新字:家捜
読み方割合
やさが83.3%
やさがし16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家搜索やさがし致さんが此儀は御承知なりやと云ひければ和尚をしやう微笑ほゝゑみ夫は御勝手次第に家搜やさがしでも何でも致されよと一かう平氣へいきなり掃部然らばとて本堂を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「證據から先に見せてやらう。先刻の家搜やさがしで、見付かつては大變と思つたのだらう、曲者は、俺が書いた僞寸法で拵へた鍵を自分の身體に持つて居る筈だ」
のこらず呼出よびいだされ跡へ役人來りて家搜やさがしせしに庭の梅の木のもとの土のあたらしければあやしとて掘發ほりおこすに果して女の死骸しがいうづありしとぞ龜屋徳右衞門は其儘そのまゝ牢舍らうしやせられ度々の吟味ぎんみに始めて前の次第を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)