“宮迦羅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くがら50.0%
くから50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『今昔物語』に、支那の聖人宮迦羅くがら、使者をして王后を負い来らしめ、犯してはらませた話あり。
〈不動使者小童子形をす、両種あり、一は矜禍羅こんがらと名づく(すなわち宮迦羅くがら)、恭敬小心の者なり、一は制吒迦と名づく、共に語らい難く、悪性の者なり、なお人間悪性の下にありて
これらの童子はあんな可愛らしい姿貌すがたかたちをしていても、時には随分思い切った神通力を振り舞わすと信ぜられたもので、今昔物語十に、漢土の或る修行者が宮迦羅くからすなわち矜迦羅こんがら童子を念じて