宮迦羅くがら)” の例文
『今昔物語』に、支那の聖人宮迦羅くがら、使者をして王后を負い来らしめ、犯してはらませた話あり。
〈不動使者小童子形をす、両種あり、一は矜禍羅こんがらと名づく(すなわち宮迦羅くがら)、恭敬小心の者なり、一は制吒迦と名づく、共に語らい難く、悪性の者なり、なお人間悪性の下にありて