“客室”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゃくま40.0%
サロン20.0%
きやくま20.0%
きゃくしつ13.3%
かくしつ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「室は広い室で、客室(きゃくま)にわざわざこしらえたものでございますが、怪しいことがありますから、何人も入れないことにしてあります」
警察署長 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
翁は更に次の室の扉(と)を手づから開けて僕達を導かれた。其処(そこ)は翁の書斎と客室(サロン)とを兼ねた室で、翁の机の前には同じく翁の製作が沢山(たくさん)並んで居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
その富豪(かねもち)も皮肉哲学者に、自家の邸宅(やしき)を自慢したいばかりに、飾り立てた客室(きやくま)から、数寄(すき)を凝らした剪栽(うゑこみ)の隅々まで案内してみせた。
スープ皿(さら)、コップなどを客室(きゃくしつ)にはこんで、食卓(しょくたく)のよういをととのえた。暖炉(だんろ)の火はさかんにもえて、ぱちぱちと音をたてている。
固(もと)より如何(いか)なる人にても、かつて面会を拒(こば)みし事のなき妾は、直ちに書生をして客室(かくしつ)に請(しょう)ぜしめ、頓(やが)て出でて面せしに、何思いけん氏は妾の顔を凝視(ぎょうし)しつつ、口の内にてこれは意外これは意外といい
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)